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疲労

~旅行帰り~「やっぱり我が家が一番♡」と思うワケ

この記事の所要時間: 310

どうして家に着いた途端にドッと疲れるのか?

 

例えば2泊3日以上の旅行をした時、(旅行中は全く感じなかったのに)家に帰った途端 とてつもない疲れがドッと押し寄せてきた・・・なんていう事、みなさんも一度は経験したことがあるのではないでしょうか?

もちろん、これは 今まで存在してなかった疲れが家に帰って急に発生した・・・という訳ではありません。

 

この状態は『かんぽう×美』的に表現すると「今まで気づかなかった【旅行中に蓄積された疲れ】を、家に帰った瞬間に気付いてしまった状態」と言えます。では、なぜ急に気付いてしまうのでしょうか?

 

 

 

旅行に行く → 帰って来るまでのメカニズム

 

一般的に旅行に行くのは楽しい行為ですよね?この時、我々の身体は『楽しさ』で、ある程度 ハイテンションになりますが、すると、自律神経系の『交感神経』が活発に働きます。(詳しくは、絶対よくわかる自律神経 を参照。)

 

要は「楽しい事を脳裏に焼き付けよう!」として、脳の血流を増やすのです。

 

そのため、脳以外の内臓や筋肉の血流が少なくなり、もう この時点で いつもより内臓や筋肉は疲れやすくなっています。しかし、楽しい事に夢中になっている我々の身体(脳)は、疲れを感じにくくなっているのです。

そして、旅行中、「せっかく来たのだから、あの山の上で写真を取ろう!」とか「せっかくだから、もうちょっと散歩しよう!」などと、普段の生活では決してしないような『疲れる事』を、ついつい してしまいます。・・・よね?

 

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また、「せっかく来たから、名物の〇〇まんじゅうを食べよう!」とか「せっかくだから、地酒を飲んじゃおう!」などと、平日なら お腹いっぱいで食べられない or 平日なら 翌日の事もあるし、もう飲まないのに、ついつい胃や肝臓に負担をかける事をします・・・よね?(ちなみに、私は そうです・・・。)

 

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つまり、旅行中は、いつもより疲れることをしガチなのに、いつもより疲れを感じにくくなっています。そういう意味では、実は、「旅行はストレス」と言えます。(←!!!)

 

だから、(帰宅時) = (ストレスから解放された瞬間) に、自律神経系の『副交感神経』が活発に働き、ドッと疲れを感じるのです。そして、旅行中に無理していた事に やっと気付き「あ~、やっぱり我が家が一番♡」となるのです。

 

 

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しかし、そうは言っても、『旅行』と『仕事や人間関係などの悩み』が『同じストレス』な訳は ありません。旅行に行くことで、嫌な事を忘れたり、楽しい思いをしてリフレッシュしたりするという利点もあります。

 

という事は、差し詰め、『旅行』は『良いストレス』と言えるでしょう。

 

しかし、『良いストレス』であっても、例えるなら、2~3歳くらいの幼少時代、楽しいからと昼寝もしないで遊び過ぎたら、夜になって疲れすぎて機嫌が悪くなり夜泣きした・・・といった具合に、 後で ツケ が回ってくる事もあります。

他にも、別に幼少時代でなくても、寝る前にメールチェックしたりネット検索したりし過ぎると、その後グッスリ寝られない・・・なんて事もあります。

 

『息抜き』と『ストレス』の狭間に気をつけながら、何事も「ほどほどに・・・」が良いですね。

 

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