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内臓

あなたも絶対飲みたくなる『白湯のチカラ』

この記事の所要時間: 310

有名人やモデルも実践!?

 

巷で注目されている『白湯(さゆ)による健康法』は、元々はインドの伝統医学(アーユルヴェーダ)が起源とされています。

 

当サイトは漢方専門ですが 考え方が似ていることが多いので、まずは、インド式白湯健康法についてまとめ、その後、漢方学的に考えてみたいと思います。

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白湯健康法とは?

 

白湯は、水を沸かしただけで何も入れていない湯のことを言い、一度沸騰させているため、水道水のような不純物もなく口当たりも柔らかくなっているのが特徴です。

 

白湯の作り方

①:やかんに水をいれて、強火で沸騰させる

②:沸騰したら やかんの蓋をあけ、大きな泡が泡立つくらいの火加減に調整する

③:その状態で10~15分沸かした後、適温(50℃くらい)に冷まし魔法瓶などに入れる

 

ネットなどによると、飲むタイミングは起床時・朝・昼・夜の計4回で1杯150cc程度を一口ずつ10~20分ぐらいかけて飲むと良いとされています。

他にも、白湯を飲むときはコーヒーやアルコール、その他 冷たい飲み物を避け、また、食事中の白湯の飲み過ぎに注意するようにと説明しています。

 

 

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『かんぽう×美』的考察

 

ここで、ネットで言われている白湯の効果を見てみると、

①:冷え症の改善

②:デトックス効果

③:ダイエット効果

④:美容・健康効果

などなど・・・。

 

こういう言い方をしてしまうのは少々抵抗がありますが、白湯は、しょせんは「ただの水」です。(白湯自体に特別な効果がある訳ではありません。)

では、なぜ、これほどの効果が出現するのか?を考えてみましょう。

 

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肝腎なのは、『白湯そのもの』よりも『飲み方』です。

『冷たい飲み物をガブガブ飲む』のではなく『50℃位の温かい飲み物をチビチビ飲む』ことが重要と考えます。

 

一般的に、胃は37.1℃くらいが一番活発に働ける温度なのですが、冷たい飲み物をガブガブ飲む人は 大量の冷たい飲み物で胃が急激に冷やされます。

すると、胃の粘膜や胃全体に栄養を送っている血管が収縮して動きが悪くなると同時に、大量の飲み物によって胃酸が薄められることも加わって消化率が悪くなります。

次に、腸の動きを見てみると、冷たい飲み物で腸も冷やされ、その状態で胃から送られる消化不良な消化物を吸収しなければならないので吸収率も悪くなり、その結果、基礎代謝が下がって脂肪が付き易い身体になるのです。(つまり、温かい飲み物をチビチビ飲む人は、逆に基礎代謝が上がります。)

 

他にも、一日の白湯の摂取量を600~800ccに抑えることで『水毒』が予防され腎臓が動きやすくなるし、コーヒーやアルコールといった刺激物を多く摂らない生活によって全身の内臓が動きやすくなります。
(※ 水毒についてはこちら→ 【治療編】花粉症になりやすい人を見つける10項目チェック 

 

つまり、『白湯で得られる効果』というのは『冷たい飲み物をガブガブ飲む人』が失ってしまう身体の機能を護っている(予防している)と みることができます。

 

 

「白湯が身体に良いから」と飲み過ぎたり、不摂生な生活をしたりすれば、目的の効果は得られません。

このようなメカニズムを知ること(正しい知識)こそが、健康になる確実な方法だと思います。

 

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