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『漢方薬の効果』は『スゴい参考書を買った時』と同じ?

この記事の所要時間: 30

中学~高校時代の苦い思い出(?)

 

突然ですが、みなさんは学生時代、勉強が好きでしたか?

私は、あまり勉強ができなかった(好きじゃなかった)ので、試験前になると、急に部屋の掃除をし出して「気分転換だ」と、よく自分に言い訳をしていたものです。(笑)

とにかく勉強が嫌いだから、何とか楽しようと思い、分かり易い参考書を探し回った記憶があります。

 

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そして、ようやく 良い参考書を見つけた時、「よしっ!これで楽に勉強ができる!」と嬉しくなって買ってはみたものの『買う行為』で満足してしまい、結局、その参考書を開くことなく、残念な結果になってしまったことも多々ありました。(汗)

 

 

 

漢方薬も同じ・・・!?

 

『学生時代の忘れ去りたい記憶(?)』を『漢方薬の効果』の例として用いるのは、ちょっと辛いのですが、残念ながら、これが一番分かり易いので、頑張って解説します。

 

広告などで よく「何年も病院に通院しても治らなかった病気が、漢方薬で治りました!」とか「○○病に効く漢方薬!」というような言葉を目にすることがありませんか?

こういう言葉を聞くと、「漢方薬って万能薬なの?」「魔法の薬?」と思われるかもしれませんが、そうではありません。

みなさんはもとより、漢方治療に興味のない医者も誤解しがちなのですが、漢方薬は薬そのものが 直接 病気を治している訳ではないのです。

 

 

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簡単に言ってしまうと、肩こり も 腰痛 も 胃の痛み も 冷え症 も みな、すべての病気は『血流障害』が関与していると言っていいでしょう。

過去の投稿で、良い血流を保つためには筋肉が必要だというような話をしました。(詳しくはこちら

ということは、疲れて体力(筋力)が低下してくると血流が悪くなるし、その状態がさらに続くと病気に罹りやすくなります。

 

つまり、病気になりにくい身体にするためには、

①筋肉を増やすために『筋肉の材料』を体内に入れる(=よく食べる)
②筋肉の疲れ(酸欠状態)を取り除く(=よく寝る)

ことが重要です。しかし、疲れすぎている時は(胃や腸の血流が悪いから)食べることができにくくなり、(肝臓の血流が悪いから)眠りが浅くなっています。

 

 

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ここで必要となってくるのが、漢方薬です。

 

自分の力で食べることも眠ることもできにくくなっている人が漢方薬を服用すると、『血流改善作用』によって今よりも食べ「やすい」環境、寝「やすい」環境に身体の状態を改善させることが期待できます。

 

これが『漢方薬の効果』です。

 

しかし、せっかく 食べやすい環境になったのに食べなかったり、せっかく寝やすい環境になったのに寝なかったりすれば、どんなに良い漢方薬を服用しても病気は改善しません。

これは、「どんなにスゴい参考書を買っても勉強しなかったら意味が無い」という状態と同じです。(耳が痛いです・・・)

 

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「漢方薬を飲んで終わり」ではなく、『漢方薬というスゴい参考書』を使って『体力を向上させるための勉強(=行動)』をしましょう。

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