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疲労

夏バテ克服に知っておきたい2つの原因と6つの対処法

この記事の所要時間: 248

身体にとって予想外の出来事、それが夏バテ

 

私たちの身体は暑くなると汗をかき、その汗が蒸発する時に生まれる気化熱という反応を利用して体温を下げようとします。

これは ゆっくり とジワジワ効かせる反応なのに、そんな時に急に涼しい所に移動したら・・・

 

体温を下げようとしている状態で体温が瞬時に下がると、綱引きをしていて急に綱が切れた時のように 身体はバランスが取れなくなってしまいます。

 

このように、体温の急降下に身体が〈プチ パニック〉を起こしている状態が夏バテです。

 

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欲求に負けるな!

 

我々が「暑い」と感じる場所は主に上半身(特に顔~頭)です。

 

頭に大量の汗をかくと不快ですよね?

この不快な状態から一刻も早く脱出したくなりますが、その方法が間違いやすいのです。

 

夏は 冷たいビール や アイスクリーム  などに誘惑されてしまいがちですが、こういう冷たいものを一気に口にすると(上半身ではなく)下半身が急激に冷やされてしまいます。

つまり、我々が「暑い」と感じている上半身は全く冷えないという事態が続き、いつまでたっても冷たいものを欲してしまい、胃腸が冷え血流が悪くなり夏バテするのです。

 

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温度差のジェットコースターには ご注意を

 

体温の急降下だけでなく、急上昇も厄介です。

どんなにジェットコースターが好きな人でも、疲れている時や一度に何度も乗り続けたら ヘロヘロになりませんか?

暑い所から涼しい所に入った時は気持ち良くても、出たり入ったりを何回も繰り返すと疲れてしまう・・・それも夏バテの原因です。

 

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夏バテの原因である【体温の急な変化】【上半身と下半身の温度差】を防ぐには、

 

①身体の冷やし過ぎに注意し、公共の場が寒ければ膝掛け や カーディガン を用いる

②冷たいものが欲しくても、ぐっと堪えるか、ホットコーヒー や 熱々のトースト などの温かいものと一緒に口にする

③暑くても湯船に入る。(半身浴を心掛ける)

④冷却ジェル や 氷枕 などで頭(上半身)を冷やすことに努める

⑤汗をかくようにする(汗をかかないようにすると、かえって、身体の内部に熱がこもってしまうので、汗をかかせて熱を発散させる)

⑥体力が低下していると症状が強く出るので、できるだけ体力温存させ スタミナをつける

 

などが挙げられます。

もし、これらの行動が出来ないくらい夏バテが進行している人は、漢方薬を利用すると身体に負担が掛かりにくくなるので おススメです。

 

 

〈参考記事〉

夏バテという言葉はあるのに冬バテという言葉がない理由

 

腕よりも足が太いのは何故?これを読めば分かる筋肉の5つの不思議

 

身体の中で一番熱いものって何?(これを知れば健康になれます!)

 

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