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感染

『感染』という言葉の本当の意味~『感染しても発病しない人』になろう

この記事の所要時間: 247

【公式?】 (感染者)=(顕性感染者)+(不顕性感染者)

 

新聞やテレビが よく『感染・感染者』という言葉を使いますが、この言葉は非常に曖昧で誤解しやすい言葉です。

 

『感染』という状態は、厳密には『顕性感染(けんせいかんせん)』と『不顕性感染(ふけんせいかんせん)』に分類されます。

 

顕性感染』とは、病原体が感染して咳・鼻水・下痢などの症状が出現する(=発症する)状態で、みなさんがイメージしている『感染』と同じ意味です。

一方、不顕性感染』とは、病原体が感染しても自己免疫力の働きで病気が発症しないという状態で、見かけ上は感染していないように見えます。

 

つまり、

(顕性感染者)=(発症者)=(患者)

(不顕性感染者)≒(健常者)≠(患者)

ということになります。

 

 

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一般的に、風邪などのウィルス感染症患者が1人いると、周りには10~20人の不顕性感染者がいると言われています。(「私、風邪ひかない人だから。」という発言は、あながち間違ってはいないかもしれませんね。)

 

しかし、不顕性感染者は健常者に近いとはいえ感染者であることには間違いがないので、一定期間は(顕性感染者と同じように)不顕性感染者の体内にも病原体が存在しています。

 

例えば、今 問題となっている『デング熱』を例にすると・・・

 

・顕性感染者であるAさんの血を吸った蚊がBさんの血を吸ってBさんが感染した。

・もしBさんが不顕性感染したとしたら(見かけ上 健常者だから)いつもと変わらない生活をする。

・Bさんが、感染した場所と全く異なる地に行き、そこで蚊に刺され その蚊からCさんが感染する 。

・Cさんは顕性感染してしまう。(発症する。)

 

という事が起こり得る訳です。

マスコミや行政が発症した場所を探し、その地だけ消毒しても(拡大のスピードは抑えられるかもしれませんが)すべてをブロックすることは不可能な事なのです。

 

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『感染しても発病しない人』になろう

 

つまり、今の医療では感染を完全に抑えることは困難なので、

〈個々の自己免疫力を高めて感染しても発症させないような身体を目指す〉

ということが大切です。

 

そして、免疫力を上げるには、なによりも『良く食べ 良く寝る事』です。

 

(胃が動いてもいないのに)むりやり ご飯を食べても 胃に負担をかけて逆効果ですし、(全身がリラックスしていないのに)むりやり 寝ても 疲れが取りきれません。

〈胃の血流を良くして胃を動きやすくする漢方薬〉や〈血行を良くすることでリラックスしやすくする漢方薬〉などの力を利用して自分の力で免疫力を高めることが必要です。

病気になってから慌てるのではなく、病気になりにくい身体にしていくためには、西洋医学よりも東洋医学の方が得意分野です。是非 漢方薬を試してみてください。

 

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